より詳細な原価計算
より詳細な原価計算
原価計算の重要性
テスト仕入れの段階ではアバウトでもいいが、最終的にはきっちりした原価を算出する必要がある。
分かってはいても、なかなか出来ないセラーも多い。その理由が「国際送料」と「体積重量」の存在だ。
商品を輸入する際には多くの品をいっぺんに仕入れるため、それぞれにどれくらいのコストがかかっているのか、分かりづらい。
重量で計算していいのか、体積換算重量を取ればいいのか、その判断も絡んでくるためなおさらだ。
で、結局総送料金額を総個数で割り、重さや大きさで何となく自己調整する、というアバウトな計算になりやすい。
これではどんぶり勘定で商売をしているようなもの。
正確な原価計算の方法
では、どうやってより正確な商品ごとの国際送料、ひいては原価計算をしていくか。
毎回の国際輸送ごとに、1g(現実的には10gや100gあたりの値が使い勝手がいい)係数を求める。
1回の国際輸送ごとにその係数は違ってくるので、平均を取るか高めの値を取るは経営判断による。
そうしてセラーの特有の係数が算出されたら、商品の重量(体積重量)に係数をかければ、ある程度信用度の高い国際送料が得られる。
計算上の注意点:
ただし、その係数の計算には注意点も多く、慎重に計算する必要がある。
必ず確かめ算を行うこと。
はじき出された係数を用い、その国際輸送で仕入れた商品のすべての国際送料の和が、実際の国際送料とほぼ同じになれば、その係数は正しいということになる。
逆に離れた値になった場合は、係数の算出方法に間違いがあったということになるので、今一度精査が必要。
具体的な計算例
係数を出そうとする特定の国際輸送にて、内容商品すべてに置いて体積重量の値を取る品に関しては体積を重量に換算し、重量に統一しておく。
1で求めた重量を用いて、仕入した商品の総重量を計算。この時、実際の総重量は考慮しなくてよい。
今回の特定の国際輸送の総金額を、2で求めた総重量で割れば、この回の1gあたりの国際送料係数が得られる。
同じことを出来れば毎回計算し、複数を係数を算出しておく。どのあたりの係数を採用するかは経営判断による。
厳しめの値を採用することがおすすめ。
正確な原価計算で利益を確保
国際送料と体積重量を考慮した詳細な計算で、どんぶり勘定を卒業しましょう。